こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

2013-01-01から1年間の記事一覧

親不知の顛末(上)

親不知を子供の頃から恐れていた。 そいつが生えてきたら歯医者に行って抜かなくてはならず、しかも抜いてからがまた痛く、抜歯直後はロクに喋れなかったり、頬が腫れたりするらしい・・・ということを、幾つもの書物や体験談により読んだり聞いたりしていた…

左弾きベース道中 (12)

『ベース・マガジン』9月号が面白い。表紙及び巻頭特集はKenKen。ここ数年の働きっぷりが紹介されているが、こんなに色々やっているとは知らなかった。凄い。コメントを寄せるミュージシャンもムッシュからハマ・オカモトまで幅広い。ところでKenKenってラル…

Off Off Mother Goose

日本を代表するイラストレーターの一人である和田誠が言葉遊びにも非常に強い関心を持っていることは、大傑作『倫敦巴里』を読んだことがある者などには周知の事実であるが(余談ながら、倫敦巴里子さんという作家がいるそうだが関係あるのかな)、その一環…

パックンマックン

最近読んで面白かった、『パックンマックン★海保知里の笑う英作文』(扶桑社、2013年)。実は英作文の勉強がしたかったわけではなく(結果的に勉強になりましたけど)、紙の上ではあるがパックンマックンの漫才が楽しめそうだと思って手にしたのである。 パ…

明暗の2曲

僕にとって一番重要な音楽グループはザ・ビートルズとサーフィスである。余程のことがない限りこれは変わらないであろうが、如何せんビートルズは1970年に、サーフィスは2010年に解散している。それでまあ仮託というんじゃないけれどもポール・マッカートニ…

ウルトラセブン抄2

前回に引き続き、DVD3,4巻分の第9〜17話を観た。3巻収録話は、個人的には今ひとつ盛り上がりに欠くストーリーが多かったように感じられる。チブル星人の第9話とかな。イカロス星人(結構強かったな)、ナース(最初操演がへろっへろだったのでどーしようかと…

モア・アンド・モア

ここ2、3週間で随分沢山CDを買った。思いつく限り挙げてみると次の通り(大凡購入順)。 (新品) ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネス『Flying Saucer 1947』 ウイングス『Wings Over America』 マキシマム ザ ホルモン『予襲復讐』 フランク・ザッパ&ザ…

忌野清志郎のジャンプ

実家で、何年も前に録画してあったビデオを見直していて、久々にNHK『SONGS』の忌野清志郎の回(元々2008年に放送されたものを、没後に完全版として再放送したもの)を見直した。それでハッと気付いたことがある。 彼の晩年の代表曲の一つに「JUMP」という曲…

『FIGHT』感想

今更ながら、安田主演の『ばしゃ馬さんとビッグマウス』のトレーラーがアップロードされているので見てみたが、どうもテーマソングは関ジャニ∞じゃないみたいですね。じゃあアルバムはいつ出るの? もうモノ自体は完成しているじゃないかと思うのだが・・・…

丸ちゃんベース追走

実家の近所のブックオフでこんな本を買った。『関ジャニ∞ 〜Photo & Episode〜 7つの夢舞台』(アールズ出版、2008年) 『関ジャニ∞お宝フォトBOOK 昇竜の巻』(アールズ出版、2007年) 内容的には私にとって全然面白いものではない(後で気付いたけどこれ無…

風立ちぬ

スタジオジブリの新作『風立ちぬ』を観てきました。 映画としては、面白いところもあった一方で、詰まらないところもあった、というのがシンプルな感想であるが、その逐一についてはわざわざ書かない。そんなことはどうでも良いのだ。大事なのは、エンディン…

ウルトラセブン抄

先日観に行った展覧会に触発されて、一日一話「ウルトラセブン」を観るのが最近の楽しみになっている。いまDVD二巻分、第八話まで見たところである。 どの話も楽しめるが、テーマ設定やら娯楽性やら自分の好みやら勘案すると、好きな話というのは自ずと絞ら…

ポールとポールたち

ポールの来日公演、大阪の情報が全然入ってこない。11月12日ということは発表されているが(一日だけか・・・)、場所は未公表。 常識的に考えれば前回の来日でも使用した京セラドーム大阪(前回の来日時は「大阪ドーム」という名前でした。どうでもいいけど施…

ウルトラセブン展

ウルトラセブン展に行ってきた。場所は去年ザ・ビートルズ展を観に行った三越日本橋店新館。ビートルズは50周年だったがこちらは45周年だ。 いやあ楽しかった。ビートルズ展よりも楽しかったかも。文字資料もあるが着ぐるみもあり、よく知らない人からディー…

主として音楽面から関ジャニ∞のファンになった人への50の質問

関ジャニ∞のファンクラブの会報が届いた。今までは面白い記事が殆どないという感想だったのだが、今回はかなり面白い。ええっ!?と思わされるところもある。でも会報の内容について書くのはまずいのかしらん。やめておこう。渋谷の記事とか、面白かったんだ…

来る!!

300円引きのクーポンを使おうと思って渋谷のタワレコに入ったら、一階の新譜フロアに何故だかポール・マッカートニーのCDが売っているのでなんでだろーと思って見ると、「来日!!」の文字。 思わず息が詰まった。 何かのジョークじゃあるまいかとじっくり見た…

「音楽のちから」追記

先ほど大慌てで「音楽のちから」視聴感想を書いたのだけれども、この時点で大きなポイントを一つ見逃していた。「楽器で注目すべきは渋谷のスタインバーガー程度」と書いたが、これは大間違いであった。ある方のブログで見かけて初めて知ったのだが、丸山と…

遅ればせながら「音楽のちから」

7月6日に日本テレビで放送された「音楽のちから」というイベントで、関ジャニ∞がどうもかなり活躍したとのことで、というかMCだったのかな? 全然知らないままに当日見過ごしたのだが、後になってファンの方のブログなんか見ると、バンド・スタイルでガシガ…

一番くじ

全国のセブンイレブンで関ジャニ∞の一番くじが販売中とのことで、運試し的に1枚買ってみると(500円)、安田色の手鏡が当たった。後になって景品の一覧を見てみるとどうも僕が欲しくなるようなグッズはあんまりなく、この手鏡は結構「アタリ」だったなと思う…

チョッパー

今日は七夕。リンゴ・スターの誕生日です。おめでとうリンゴ。でもベースの話を。 以前にも書いたように、僕が好きなのはポールやジョンジーのようなランニング・ベースであって、それに較べてチョッパーというのは一聴するとカッチョイイけれどもあんまり持…

左弾きベース道中 (11)

今年の元日に左弾きでの練習を始めて、半年が経過した。いやあもう半年も経っちまったのか。 いい加減な練習しかしてこなかったので、指もまだあまり開かないし(それでもショートスケールのヘフナー・ベースなんで支障は少ないが)、右弾きでのレベルに追い…

パクリとパロディの見分け方(実践編)

前回の理論編に続いて今回は実践編に入る。取り上げるのは次の二曲である。 Char「FEEL THE GROOVE」(『EDOYA COLLECTION 1988-1997』収録、作詞作曲:Char) TOKIO「VATE-TUDO」(『ACT Ⅱ』収録、作詞:城島茂、作曲:国分太一) 本当はYouTubeにあるよう…

パクリとパロディの見分け方(理論編)

先頃、[Champagne]という日本のバンドがオーストラリアのClubfeetというバンドの楽曲のPVをパクったことで(しかもClubfeet側が猛抗議してきたことで)話題になった。PVについてはバンドというよりも監督の責任であるが、これに付随して実は楽曲の方でもパク…

ライブ映像

先の6月13日は、サーフィスが解散コンサートを行った日だった。2010年だったのでもう三年になる。だからというのではないが13日前後にサーフィスのライブ映像幾つかを、少しずつ見ていった。2000年の国際フォーラムのライブ、2008年の『Invitation No.6』東…

『Eから弾きな。』が(今のところ)イマイチな理由

普段殆ど漫画を買って読むということをしないのだけれども、佐々木拓丸『Eから弾きな。』は主人公が左利きで、しかも右用のエレキギターを左弾き用に改造するところから始めるという、こういう記事を書いている人間としては文字通り要チェック作品なので、近…

オース!

最近買った三冊の雑誌、『レコード・コレクターズ』六月号、『ギター・マガジン』七月号、『クロスビート』七月号、このいずれでも結構大きい扱いで記事が載った歌手がいる。今年四月に九十四歳の大往生で逝去した「バタヤン」こと田端義夫である。ギタマガ…

ロイヤルミルクストーリー!!

遅まきながら、関ジャニ∞のニュー・シングル「ロイヤルミルクストーリー」が発売されました。 いやいや、勿論A面は「涙の答え」である。であるけれども、個人的には、飽くまで僕個人としてはだけれども、本作の「成果」はこの「ロイヤルミルクストーリー」に…

十三年目の発見

永谷喬夫はサーフィス時代に結構色々なギターを弾いており、却って代表的な楽器を挙げにくいが(サンバーストのギブソンES-335を弾いていることが比較的多かったように思う)、2001年のライブ・ビデオ(ライブ自体は2000年12月)で弾いていたクルーズ製(こ…

またも新曲

遅まきながら、またシングルを出すらしいですね関ジャニ∞(6月12日)。次はアルバムだろうと思っていたのでこれは意外だった。というか、『FIGHT』後のシングル曲を全部入れると今回ので6曲になっちゃって、一枚のアルバムにおけるシングル曲の数としてはな…

左利きの鼠

先日、レフティ・ギターを抱えた動物の置物なんて見たことがないと書いたが、探してもいないのに見つけてしまった。しかもまさかのミッキーマウスである。左利きだったのか? どうしてわざわざレフティかというと、「(Roen Collection Series 2)GRUNGE ROC…