こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

音楽

吾妻光良&The Swinging Boppers 2025.2.1 @Billboard Live Osaka

ひっさしぶりに吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズのライブに行ってきました。東京に住んでいた時はバッパーズを含め吾妻さんのライブには何回か足を運びましたが、思い返せば最後に行ったのはいつ……? 今回は新譜『Sustainable Banquet』(どういうわ…

2024年に出会った音楽

ブラジル音楽 Kポップ Jロック、Jポップ ヒップホップ アニソン ほか ブラジル音楽 個人的には2023年はモダン・ジャズの年だったのですが、2024年はブラジル音楽の年でした。秋ごろに急にハマって、1ヶ月くらいはずっと面白いアルバムや曲がないか漁りまくっ…

世界一上手い歌手、古澤剛

何かのインタビュー記事で、奥田民生が家ではGibsonのB-25という小さめのアコギを愛用しているというのを読んで、どういう音なのかなと思ってYouTubeで検索してみると↓の動画に行き当たりました。 最初、画面を見ずに音だけを聴いていたのですが、歌が始まっ…

Char 2024.12.16 @Zepp Osaka Bayside

中学生のころ(というのは2001年ごろ)以来、私にとってアイドル的存在であったchar。しかしどういう巡り合わせか(?)、これまでライブを観に行ったことはありませんでした。観たいな、と思ったタイミングではツアーをやっていなかったりしてね。数年前に関…

ブラジル音楽にハマった。

いきさつ 先月の20日ごろ、急にブラジル音楽にハマった。 きっかけはひょんなことで、まずはエレキギターを買ったこと。ギターを買うと、ネットでもギター関係の記事が気にかかる。あれこれ見ていると、googleのサジェストにもギター関係の記事が色々出て来…

ジョイス・モレーノ (Joyce Moreno) 2024.10.19 @Blue Note 東京

9月下旬にブラジル音楽に急にハマって、ボサノヴァやらサンバやらばっかり聴いているという中、ジョイス・モレーノが来日するというニュースを見た。amassが8月末に記事にしているのでたぶん目にはしていたのだと思うけど、その時はぜんっぜん関心がなかった…

ジャズ・レコードの名作ジャケット集(1)

「ジャズの超有名アルバムのレコード・ジャケット一覧」という記事の続きです。 前回の記事は、ジャケ自体の良し悪し・好き嫌いではなく、あくまで音楽作品として「超有名」という基準でセレクトしたものでした。対して今回は、それらのいわば「殿堂入り」ア…

ジャズの超有名アルバムのレコード・ジャケット一覧

ジャズと言えば、レコード・ジャケットに名作が多いことで有名です。 だからジャズの有名なレコジャケを集めた書籍やウェブページって、いかにもありそうなのに、検索しても意外と思うようなモノが出て来ない――というわけで、作ってみました。 私が普段主に…

渋谷すばる『NEED』感想

サウンドとしては、前作『二歳』と同様、バンドサウンドを生々しく録音したものになっているが、前作に比べるとゴツゴツ感は減ってややスッキリしたような印象もある。前作でサウンド・ディレクターとして名を連ねていた山森大輔が今作は参加していないこと…

関ジャニ∞『Re:LIVE』感想(後編)

前編はこちら。 さて後編。1曲入りのCDにツアー2公演分のDVD2枚が付くという前代未聞の仕様。これで売上げ上はシングルCDに含まれるというのは殆どサギではないか。明らかにオモチャがメインなのに小さいラムネを入れてお菓子売り場に置くようなものだ。とは…

渋谷すばる『NEED』

渋谷すばるの新作『NEED』を聴いている。傑作だった前作『二歳』のムードを継ぎながら、変化も見せている。サウンド的には前作の骨太さをやや柔らかくしたような印象もある。期待を裏切らない良いアルバムと思う。じっくり聴いてまた感想を書きたい。 NEED …

関ジャニ∞『Re:LIVE』感想(前編)

正直に言えば関ジャニ∞からは遠ざかっていた。渋谷すばる、次いで錦戸亮が脱退し、5人体制での初シングル「友よ」は、テレビで流れていたので耳にはしていたが、悪くはないと思うものの気に入るには至らず。このまま関ジャニ∞のファンではなくなっていくのか…

渋谷すばる『二歳』各曲感想(C面・D面)

前稿の続き。後半である。他の音楽に気が向いて暫く本作を聴いていなかったのだが、改めて聴いてみると本当に良い。傑作と言っていい。こういう1枚を作れたんだから、ソロになった甲斐があると思う。 7. 爆音 静かな前曲(「なんにもないな」)からの仕切り…

ドクター田中を悼む

"すかんち"のキーボーディスト兼サブシンガーとして知られるドクター田中が逝去したとの一報が入った。 バンドの初期~中期を担ったメンバーで、アルバムで言うと『OPERA』を最後に脱退、その後を小川文明が担った。ドクター田中は、その強烈なルックスだけ…

渋谷すばる『二歳』各曲感想(A面・B面)

さて、本作はアナログ盤も出ているが、結構長いので(54分)2枚組になっているそうである(CD主体で作られたアルバムのアナログ化では割とよくある)。よって、A面からD面まであることになる。この記事では前半部分、つまりA面とB面に収められた曲についての…

渋谷すばる『二歳』

渋谷すばるの、グループ脱退後の初アルバム『二歳』を聴きました。通常盤が税込み3300円、ダウンロード音源が2100円だったので、後者で良いかなとも思ったのだが、ミュージシャンのクレジットが気になるかも知れないなと思ったので一応CDで入手。 聴いてみて…

ジャンナビ(잔나비)について知りたい!

チャン・ギハと顔たち(장기하와 얼굴들)に偶然出会ってドハマりしたのが2016年の秋、それ以来、いわゆるKポップらしさとは別の道を行く韓国ロック・ポップスに目配りをしてきた。と言っても韓国の知人友人にオススメを訊いたり、YouTubeが示してくれるオ…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演に行ってきた(5)

(4)からの続き。 立て続けのアップテンポ曲を仕上げ、MC。「デビューした頃には、こんなに何度も日本に来られるとは思っていなかった」という話から、「デビューシングルと第1集から一曲ずつ」とアナウンス。となると当然この2曲である。 19. 싸구려 커피…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演に行ってきた(4)

(3)からの続き。 さてバラード・コーナーの次には激しい曲が立て続けにやってくるのがライブの常である。メンバー紹介が始まり、「来た来た来た!」と興奮が高まる。これが聴きたかったのだ。 11. インスト ~ 우리 지금 만나(2) 161108_도쿄_멤버소개+…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演に行ってきた(3)

(2)からの続き。 「나와의 채팅」「ㅋ」のあとでまたチャン・ギハが日本語でMC。これまでのアルバムでは東京でマスタリングをすることがあって、レコーディングも少しやったことがあるという話から、「中村さん(エンジニアの中村宗一郎氏)に拍手!」と。…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演に行ってきた(2)

(1)からの続き。 改めて冒頭から振り返ってみる。 01. 마냥 걷는다(2)02. 나 혼자(5)03. 나란히 나란히(5) メンバーは、ロックのライブのオープニングという感じではなく静かに入ってきたのだが(SEも消えていたと思う)、それもそのはず、なんと1曲…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演に行ってきた(1)

チャン・ギハと顔たちの(当面最後の)来日公演に行ってきた。今回の公演は12月12日の1日のみ、場所は渋谷・道玄坂にある duo MUSIC EXCHANGE。 いきなり余談になって恐縮だが、私が最初に買った韓国語の入門書に「토요일이 빨리 왔으면 좋겠어요.(早く土曜…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演を前に

チャン・ギハと顔たちが12月29・30・31日のソウルでのライブを以て解散する。出不精な私だがこれは行かねばならん、と意気込んだは良いが案の定チケットは全然取れず、かと言って諦めも付かないでいたところに、一報があった。なんと彼らの方が日本に来てく…

ポール来日公演のこと

約1年半ぶりとなるポール・マッカートニーの来日公演、最終の名古屋公演を無事終えたとのことである。私は、11月5日の両国国技館公演に参加してきた。正直に言って、来日公演が発表された時点では、今回は参加を見合わせるつもりだった。単純に、発表された…

「顔たち」解散

大変残念なニュースが入った。なんと、あの「チャン・ギハと顔たち」が、この年末を以て解散するのだという。・・・と言っても大方の人には「それ、誰?」であろう。説明しよう。「チャン・ギハと顔たち」は韓国のロックバンドで、韓国語ではチャンギハワ・…

旺福『旺情歌』(2018.6.21)

サーフィスの再結成やら、椎名慶治の新作やら、やっと出るポールの新作やら、こちらもそろそろ新しい音源出してほしいチャン・ギハと顔たち(장기하와 얼굴들)やら、まだ始まってないけど新体制 関ジャニ∞のツアーやら・・・と、書きたいことは沢山あるのだ…

旺福来日之記2015(後半)

(前半はこちら) 29日。渋谷モディに入っているHMVでトークショー。ってドコだそれ、と思ったらタワレコの向かいだった。前回の来日時はそのタワレコでトークショーしたそうですけどね。一体何があったのか。 トークショーを観るのは無料なのだがその後のサ…

旺福来日之記2015(前半)

私的「来日したら絶対観に行く外タレ」リストの堂々トップを飾っている旺福。前回は『わんだふう』日本盤発売に合わせて2013年の11月に来たそうであるが、残念なことにこの時はまだ僕は旺福のワの字も知らなかった。この時にはザ・キャプテンズと対バンした…

【旺福】新作の日本盤について(2)

(1)を書いていて思い出したけど、本作の日本盤については邦題も気になるところであった。前作『旺得福』には、「わんだふう」という邦題が付いた。これは漢字のままでは日本人には読みにくいので正解だったと思う。新作の原題は上記のように『阿爸我要当歌…

【旺福】新作の日本盤について(1)

旺福の新作アルバム『阿爸我要当歌星』が日本でも発売になる。そもそも本国である台湾で出たのが多分7月7日らしいのだけど、先行曲(表題曲と「布穀鳥」)がYoutubeでフル試聴できて、いつの間にかそれがアルバム全曲のフル試聴になっていて、結局CDとしては…