こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

ジャズ・レコードの名作ジャケット集(1)

「ジャズの超有名アルバムのレコード・ジャケット一覧」という記事の続きです。 前回の記事は、ジャケ自体の良し悪し・好き嫌いではなく、あくまで音楽作品として「超有名」という基準でセレクトしたものでした。対して今回は、それらのいわば「殿堂入り」ア…

ジャズの超有名アルバムのレコード・ジャケット一覧

ジャズと言えば、レコード・ジャケットに名作が多いことで有名です。 だからジャズの有名なレコジャケを集めた書籍やウェブページって、いかにもありそうなのに、検索しても意外と思うようなモノが出て来ない――というわけで、作ってみました。 私が普段主に…

『トップをねらえ!』にハマった。

『トップをねらえ!』にハマった。 いきさつ 『新世紀エヴァンゲリオン』は子どものころ(というのは90年代後半のことですが)から好きだったので、『トップをねらえ!』のこともガイナックス作品の1つとして昔から知ってはいた。が、特に関心を持つことはな…

渋谷すばる『NEED』感想

サウンドとしては、前作『二歳』と同様、バンドサウンドを生々しく録音したものになっているが、前作に比べるとゴツゴツ感は減ってややスッキリしたような印象もある。前作でサウンド・ディレクターとして名を連ねていた山森大輔が今作は参加していないこと…

関ジャニ∞『Re:LIVE』感想(後編)

前編はこちら。 さて後編。1曲入りのCDにツアー2公演分のDVD2枚が付くという前代未聞の仕様。これで売上げ上はシングルCDに含まれるというのは殆どサギではないか。明らかにオモチャがメインなのに小さいラムネを入れてお菓子売り場に置くようなものだ。とは…

渋谷すばる『NEED』

渋谷すばるの新作『NEED』を聴いている。傑作だった前作『二歳』のムードを継ぎながら、変化も見せている。サウンド的には前作の骨太さをやや柔らかくしたような印象もある。期待を裏切らない良いアルバムと思う。じっくり聴いてまた感想を書きたい。 NEED …

関ジャニ∞『Re:LIVE』感想(前編)

正直に言えば関ジャニ∞からは遠ざかっていた。渋谷すばる、次いで錦戸亮が脱退し、5人体制での初シングル「友よ」は、テレビで流れていたので耳にはしていたが、悪くはないと思うものの気に入るには至らず。このまま関ジャニ∞のファンではなくなっていくのか…

渋谷すばる『二歳』各曲感想(C面・D面)

前稿の続き。後半である。他の音楽に気が向いて暫く本作を聴いていなかったのだが、改めて聴いてみると本当に良い。傑作と言っていい。こういう1枚を作れたんだから、ソロになった甲斐があると思う。 7. 爆音 静かな前曲(「なんにもないな」)からの仕切り…

ドクター田中を悼む

"すかんち"のキーボーディスト兼サブシンガーとして知られるドクター田中が逝去したとの一報が入った。 バンドの初期~中期を担ったメンバーで、アルバムで言うと『OPERA』を最後に脱退、その後を小川文明が担った。ドクター田中は、その強烈なルックスだけ…

渋谷すばる『二歳』各曲感想(A面・B面)

さて、本作はアナログ盤も出ているが、結構長いので(54分)2枚組になっているそうである(CD主体で作られたアルバムのアナログ化では割とよくある)。よって、A面からD面まであることになる。この記事では前半部分、つまりA面とB面に収められた曲についての…

渋谷すばる『二歳』

渋谷すばるの、グループ脱退後の初アルバム『二歳』を聴きました。通常盤が税込み3300円、ダウンロード音源が2100円だったので、後者で良いかなとも思ったのだが、ミュージシャンのクレジットが気になるかも知れないなと思ったので一応CDで入手。 聴いてみて…

錦戸亮のこと

去年4月、渋谷すばるが関ジャニ∞を脱退するというニュースを聞いた時には「ええっ!?」という驚きの感情が大きかったのだけれど、今月初めの錦戸亮脱退の一報には驚きよりもむしろ「マジで来たか・・・」という、より重苦しい気持ちが大きかった。これは、…

ハングル検定4級 体験記

ハングル検定の4級を受験したので、同好の士のために体験記を残しておこうと思う。 前提・背景などのこと 韓国人の知人にハングルの読み方・発音をひと通り習った以外はほぼ完全に独学。 ゆくゆくは韓国語の論文を読んだり、歌詞を理解したりできるようにな…

ジャンナビ(잔나비)について知りたい!

チャン・ギハと顔たち(장기하와 얼굴들)に偶然出会ってドハマりしたのが2016年の秋、それ以来、いわゆるKポップらしさとは別の道を行く韓国ロック・ポップスに目配りをしてきた。と言っても韓国の知人友人にオススメを訊いたり、YouTubeが示してくれるオ…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演に行ってきた(5)

(4)からの続き。 立て続けのアップテンポ曲を仕上げ、MC。「デビューした頃には、こんなに何度も日本に来られるとは思っていなかった」という話から、「デビューシングルと第1集から一曲ずつ」とアナウンス。となると当然この2曲である。 19. 싸구려 커피…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演に行ってきた(4)

(3)からの続き。 さてバラード・コーナーの次には激しい曲が立て続けにやってくるのがライブの常である。メンバー紹介が始まり、「来た来た来た!」と興奮が高まる。これが聴きたかったのだ。 11. インスト ~ 우리 지금 만나(2) 161108_도쿄_멤버소개+…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演に行ってきた(3)

(2)からの続き。 「나와의 채팅」「ㅋ」のあとでまたチャン・ギハが日本語でMC。これまでのアルバムでは東京でマスタリングをすることがあって、レコーディングも少しやったことがあるという話から、「中村さん(エンジニアの中村宗一郎氏)に拍手!」と。…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演に行ってきた(2)

(1)からの続き。 改めて冒頭から振り返ってみる。 01. 마냥 걷는다(2)02. 나 혼자(5)03. 나란히 나란히(5) メンバーは、ロックのライブのオープニングという感じではなく静かに入ってきたのだが(SEも消えていたと思う)、それもそのはず、なんと1曲…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演に行ってきた(1)

チャン・ギハと顔たちの(当面最後の)来日公演に行ってきた。今回の公演は12月12日の1日のみ、場所は渋谷・道玄坂にある duo MUSIC EXCHANGE。 いきなり余談になって恐縮だが、私が最初に買った韓国語の入門書に「토요일이 빨리 왔으면 좋겠어요.(早く土曜…

「チャン・ギハと顔たち」来日公演を前に

チャン・ギハと顔たちが12月29・30・31日のソウルでのライブを以て解散する。出不精な私だがこれは行かねばならん、と意気込んだは良いが案の定チケットは全然取れず、かと言って諦めも付かないでいたところに、一報があった。なんと彼らの方が日本に来てく…

ポール来日公演のこと

約1年半ぶりとなるポール・マッカートニーの来日公演、最終の名古屋公演を無事終えたとのことである。私は、11月5日の両国国技館公演に参加してきた。正直に言って、来日公演が発表された時点では、今回は参加を見合わせるつもりだった。単純に、発表された…

ダイアリーからブログへ

「はてなダイアリー」が来年終わってしまうというので「はてなブログ」に移行した。これでとうとうブログデビューである。 ブログというのはただの書き物の媒体でありながら、プロバイダ(でいいのかな)によってブログの雰囲気に毛色の違いが生じるというの…

「顔たち」解散

大変残念なニュースが入った。なんと、あの「チャン・ギハと顔たち」が、この年末を以て解散するのだという。・・・と言っても大方の人には「それ、誰?」であろう。説明しよう。「チャン・ギハと顔たち」は韓国のロックバンドで、韓国語ではチャンギハワ・…

旺福『旺情歌』(2018.6.21)

サーフィスの再結成やら、椎名慶治の新作やら、やっと出るポールの新作やら、こちらもそろそろ新しい音源出してほしいチャン・ギハと顔たち(장기하와 얼굴들)やら、まだ始まってないけど新体制 関ジャニ∞のツアーやら・・・と、書きたいことは沢山あるのだ…

渋谷すばるのこと

週刊誌が渋谷すばるの脱退を報じた、という見出しをネットニュースで目にした時はコワいので中身を見ずに放っておいたのだが、その翌日だか翌々日だかに、メンバーが記者会見を開いて公式に発表したという記事を見た時には流石に中身を読まないわけにはいか…

『ジャム』感想(各論篇2)

7. パノラマ シングル曲。SHIKATA提供である。ひどい言い方になってしまうが、「またお前か」という感が強い。 SHIKATA氏は『JUKE BOX』の「Sorry Sorry love」以来アルバム毎に1曲受け持ち、この度は遂にシングル曲を担うことになった。打ち込み色が強い作…

『ジャム』感想(各論篇1)

ボヤボヤしている内にクリスマスも過ぎてしまった。皆さんは『GIFT』を聴かれましたか? 私は聴いた。いま聴いてもやっぱり名曲ばっかりだ。聴き損ねた方は今からでも『∞EST』か何かで聴いて下さい。こんな記事もありますよ。 それはそれとして『ジャム』で…

『ジャム』感想(総論篇)

「これをやっとかないと年が越せない」というような物事は誰にしもあろうが、今年の私にとってはそれは「関ジャニ∞の新譜の感想を書き終える」ということだった。 前にも書いたように、このアルバムを聴き始めた時の感想は「予想よりずっと良い」だった。し…

『ジャム』感想(前提篇)

「関ジャム」の放送が100回を超えたそうである。ということは3年目に入っているということか。早いなあ。一時は構成が本当につまらなくて、このブログでも愚痴ったことがあったが、いつの間にか非常に良くなっていた。よくぞここまで改善されたものだと、大…

関ジャニ∞『ジャム』

通常盤買いました。ヘビーローテーション中です。 予想よりずっといいぞ! 感想は近々また。【早期購入特典あり】ジャム(通常盤)(オリジナルポスター[なぐりガキBEAT・ジャムver.]付)アーティスト: 関ジャニ∞発売日: 2017/06/28メディア: CDこの商品を含むブ…