こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日図書館で借りてきたもの

書籍 ・山川丙三郎 訳『神曲(上)』 ・ナンシー関・町山広美『隣家全焼』 ・『70s日本の雑誌広告』 ・『延喜式(上)』CD ・サザンオールスターズ『世に万葉の花が咲くなり』 ・aiko『小さな丸い好日』 ・レインボー『レインボー・オン・ステージ』 ・ザ…

箒木(三)

新大系で11〜16(はやうまだいと下らう〜うちわらひおはさうず)。指食いの女と浮気な女の話。 私は何を隠そう、源氏物語に出て来る数多の女の人の中で、この指食いの女が一番好きだ。私だったら幸せにしてやったのにと思うが、生まれるのが千年遅かった…

ひだまりの詩

ル・クプルの名曲中の名曲「ひだまりの詩」は作詞も作曲も別の人だったと今さっき知り驚きました。なんだそりゃあ。

箒木(二)

新大系の区切りで6から10まで(さまざまの人の〜しのびとどめずなんありける)。 いやあ語る語る。勝手なことを。工芸や絵画の比喩まで持ち出して女を語るのだ。 それにしても「また、なのめに移ろふ方あらむ人を恨みて、気色ばみ背かむ、はたをこがまし…

2010年はPLにとっての「奇跡元年」になるか?

今回の再結成は恒常的なものであるらしい。それはつまり、「プロモーション→コンサート→DVD」という必勝コンビネーションではフィニッシュが掛けられないということである。活動し続けるということは、当り前だが、常に何か提供しなくてはならないという…

箒木(一)

帖初めから新大系の区切りで5まで(〜猶あくまじくみえ給ふ)。 冒頭の、「光源氏名のみことことしう・・・」という言い方は、読者が既に源氏のことをよく知っているという想定があるように思われて、この長編が須磨あたりから書き始められてそれ以前の帖は…

桐壷(二)

新大系の区切りで10(「月は入り方の〜」)から帖末まで。 「命婦は、(帝が)まだ大殿籠もらせたまはざりけると、あはれに見たてまつる」というのは桐壷さんの里から帰ってきた靫負さんの心内であるが、とても千年前とは思えない描写で、2010年でも何の問…

寿

ピンク・レディー、活動再開である。 まさに寝耳に水で、いやあ驚いたっつうか嬉しいっつうか。昨日が解散発表会見の三十周年だというのは念頭にあったんだけど。 トリハダが立っちゃいましたが、しかし世間的には、「またか・・・」という感じであろう。き…

桐壷(一)

「桐壷」。冒頭から新大系の句切りで9まで読んだ(「〜といそぎまゐる」迄)。まあこの辺りはもうよく知っているから割とつっかえずに読めるけれども、大方は一日に5,6頁くらいの、亀の歩みで行きたいと思っている。 さて、この帖(どうして帖と呼ぶのだ…

源氏読み前口上

源氏物語を読むことにする。読むのは三度目である。 厳密には四度目で、高校三年の頃に今泉忠義氏の現代語訳(講談社学術文庫)で読もうとしたのだが、こんなアホくさいモン読んでられるかと、須磨までも行かず確か末摘花の辺りで投げ出したのだった。源氏を…