こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

師走の楽しみがまた一つ

 吾妻光良& The Swinging Boppersのサイトのライブ情報を非常に頻繁に覗いていて、行けそうなやつがないか窺っている。しばらく前に、阿佐谷ジャズストリートというイベントに出るというので行こうと思ったらその日がちょうど関ジャニ∞のコンサート(@静岡)と被っていたので断念したということがあった。しかし関ジャニ吾妻光良かというのも我ながら凄い二択だな。両方のファンなのはひょっとして日本で僕だけなんじゃないか。関ジャニ本人は吾妻さん好きなんじゃないかと思うけど。吾妻さんを知らないeighterはとりあえず「150〜300」を聴いて(観て)下さい。関ジャニ∞を知らない吾妻ファンは何を聞けば良いか……これはちょっと難問。とりあえず「無責任ヒーロー」のPVなんかから入って頂くと良いのでは。あるいは「イエローパンジーストリート」のPVで「お、ビートルズかっ?」と関心を引くとか。
 さて(?)、そんな吾妻さん、僕はジェフ・ベックに次ぐというくらいに好きなギタリストであるが、トリオ+1が11月に三鷹で、バッパーズが12月に六本木でライブをやるということで、両方予約したのだが三鷹の方は既に満席でした。でもバッパーズが観られるのは嬉しいな。
 僕の「初吾妻ライブ」は今年5月の、稲田堤の川辺の「たぬき屋」という飲み屋で演奏するという面白いイベントで、メンツはもともとベースの牧さんとのデュオの予定だったのがパーカッションの湯川さんが入ったトリオでの演奏。良かったなあ。ギターの音色に酔いしれた。基本的にアメリカのブルースなどを歌っていくのだが、2番で日本語詞(おそらく訳詞)を持っていくのは、発明とは言えないにせよ非常に良い趣向と思う。一曲オリジナルがあって、「800 long」なる、大相撲の八百長問題を扱った曲でこれはもう大盛り上がりであった。時事ネタを扱うのは吾妻さんの数多ある魅力のうちの一つである。
 吾妻さんの前にやっていたT字路sも良かったな(CD買った。ダウンタウンブギウギバンドのカバーなど良かったが、あとでYouTubeで聞き返してみるとそんなにだった)。牧さんはエレキベースだったが、ウッドベースの方が良かった。ビール飲みつつモツ煮込みつつきつつ、MCをちょくちょく挟んで一時間ほどの演奏(×2)を楽しむ。あれは音楽鑑賞として最高の形だったように思う。
 ともあれバッパーズでのライブは初めてなのだ。最近のライブではクリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」(「21世紀の〜」じゃなくて?)を演っているというウワサもあり、選曲も楽しみである。バッパーズでの「800 long」も聴いてみたいし、まじで泣ける「小学校のあの娘」も演ってほしい。
 12月は30日に我らが椎名慶治(アルバム出ますねー)のライブも渋谷であるのだが、これで楽しみが一つ増えた。