こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

8EST TOUR

 8ESTのツアーに行ってきました。27日の夜の部。関ジャニのコンサートは(すごはちを除くと)去年の12月に東京ドームに見に行って以来の、2度目。東京ドームは呆然とするくらいに音響が酷かったので(今時昔のバンドのブートレグCDでもあんなに酷い音のはないだろう)、今回の会場、静岡エコパアリーナはネットで見ると音響の評価がなかなか良いと言うことで、期待していたが、実際東京ドームとは比べものにならないくらい音は良かった。まあ良かったといってもコンサートホールなんかには全然及ばないわけではあるが、少なくとも音響面でストレスを感じることは殆ど無かった。オーケストラは殆ど全く聞こえなかったが(去年のFIGHTツアーの時にも思ったけれど、あれは要らないんじゃないかな)。バンドの時もややバランスが良くなかったかも知れない(東側にいたせいもあってか、ベースが殆ど聞こえなかった。まあその分安田のギターがかなり堪能できたのは良かった)。
 会場の大きさもドームと比べるとかなり小ぶりで、その分照明等々の特殊効果も割と抑えめな感じでしたが、単純に近くで見られる機会が多くて良かったと思いました。特に近くで見られたのが安田と丸山で、個人的にはジャストフィット。眼福眼福。 

 バンドでは、やはり大倉のドラムが、他の楽器と混ざらないこともあって充分に楽しめた。「浪花いろは節」の和太鼓はちょっと今一歩という印象だったが、ドラムは良かったです。単調な曲もあったが、要所要所で叩きまくっていて、すげえ格好良かった。パールのセットを使っていました。
 丸山はナチュラルのジャズベ、後半ではサンバーストのジャズベも使っていた。まあ今まで通り。2回くらいピック投げていました。いいなあ。
 錦戸は前半で水色のストラト、後半でレスポールJr。これもお馴染み。あと「ツブサニコイ」等のアコギでもかなり活躍していた。ついでながらピックはティアドロップ形の緑色のモノが見えて、これはおそらくジム・ダンロップ社の0.88mmのものと思います(丸ちゃんもかつてこれのオニギリ形のを使っていた)。どこでも売っているので錦戸ファンはこれを使おう。僕はピックはオニギリ派ですが。
 渋谷は前半でフライングV、後半で飴緑のストラト。このストラトはFIGHTツアーで使っていたっけな? 初めて見たかも知れないが、カウコンDVDでお馴染み。
 安田も、いつもの桃色のストラトとチェリーのES-335を使っていたが、驚いたのは後半で青のPRSを使っていた点。結構久しぶりなんじゃないかな。バンドスコアでも紹介されていなかったし。これがかなり良い音していました。セッションでの演奏が非常に良かった。この楽器もっと使えばいいのに。今回は、PRSに限らず安田のギターでの見せ場がかなり用意されていて、楽しめました。格好良かった。丸ちゃんが聞こえなかったのは残念だったなー。
 前半、後半で併せて6曲ほどバンド曲をやっていましたが、ボーカルのノリはあんまり良くなかったかも知れない(後半は楽器ばっかり聞いていたのでよく分からんが)。「LIFE」についてはこちらも結構思い入れがあるので、演るんならもっとカッチリ歌ってほしいという感想。ところで前半のバンド曲は「LIFE」「愛でした。」「ツブサニコイ」だったが、この流れで聞くと「いっつもそこで大倉かいな」という気分になりますね(※大サビ前の静かなところを3曲とも大倉が歌っている)。まあ別にいいんだけど。
 以上楽器の話。

 オープニングは「大阪ロマネスク」。これは以前の公演のセットリストを見ていたので予想していました。イントロでだったか、丸山がマイケル・ジャクソン風のターン(『あおっぱな』のメイキングでやってたやつ)をキメていました。
 歌は、「クルトン」が当て振りだったらしいのを除けば、全曲その場で歌っていたようです。なおこの「クルトン」ですが、僕の周りではあんまり評価が高くなく、まあ確かにちょっと押しが弱いかなあなどとも思っていたのですが、改めてPVをバックに(このPVも僕は初めて見た)披露されるのを見ていると、サビのところなんかシングル曲の風格を漂わせているようにさえ感じられ、やっぱなかなか良いじゃん、と思いました。多分全部当て振りだったと思うんだけど(まあCDでも声に結構加工が入っているから生で歌う効果に乏しい曲とは言える)、後盤のCメロは生歌で聞きたかったですね(生歌だったらすいません)。
 他の曲で言いますと、特に「Dye D?」がめちゃくちゃ格好良かった。僕の感覚ではFIGHTツアーの時よりもずっと良かった。短い曲ながら、これは本公演の一つのハイライトだったと思います。
 あと「T.W.L」は歌がごちゃごちゃしている印象があったのだが、今回は非常に完成度が高かった(安田が上のハモリをかなり強調して出しているのも気持ちよかった)。また、「ブリュレ」が聴けたのは嬉しかったな。「ローリングコースター」が無かったのは残念だけど、まあ去年聴けたしいいか。「プリン」も良かった。安田のアコギが冴えまくっていました。
 それから「torn」。これは以前の公演のセットリストを見ていて、演るだろうことは知っていたので驚きはありませんでしたが、やはり格好良かった。あれで女の子がキャーキャー言うのは判ります。でもなんでサングラスをしていなかったんだろう? あれを終盤で外すところが一番の失神ポイント(ザ・キャプテンズ風)なんじゃないのだろうか。歌も良かったです。カウコンDVDなんか見ていて、これは当て振りかもなーと思っていたのですが、本公演ではきちんと歌っているようでした。声が良かった。特に大倉。
 続いて山田の漫才がちょっとだけ入り、「あおっぱな」。これで僕はちょっと感動しました。何にかというと、錦戸と大倉が先の「torn」の衣装のまんまで、あの「あおっぱな」を歌い、そして踊っているその様子が、かなりシュールなんだけど(カメオ出演的面白さがあった)、同時に妙に心に訴えかけてくるものがあったのです。なんか「関ジャニ∞っていいな」と思いましたですね。

 ところでエイトレンジャー、僕は初めて見ました(DVDでなら、PUZZLEツアーのを見たことがある。割と楽しめた)が、率直に言ってやや退屈。異論も多いとは思いますが、個人的にはエイトレンジャーをやるよりもむしろ「好きやねん、大阪」を毎回新ネタでやる方が良いのでは、と思っています。この曲が好きなんだ。

 他にも感想があったような気がしますが、思い出したらまた追記します。MCで何喋っていたか全然思い出せないなあ。来年はみんな映画に出て、みたいな話題だったか。