こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

十祭

 関ジャニ∞のデビュー十周年記念ライブ「十祭」、初日を観に行ってきました(8月9日@味の素スタジアム)。
 催しの概要については色々なところで既に書かれているであろうから、ここでは取り敢えず私にとって最も重要な二点について書く。


(その一)丸山隆平が新しいベースを使用!
 少なくとも私は初めて目にしたものである。アコースティック・コーナーで、『JUKE BOX』ツアーの罰ゲームにおいて作られた曲が披露されたのだが、その曲でのみ使用。メーカーはなんとクルーズ(Crews Maniac Sound)! 永谷喬夫が一時期愛用していたので個人的にも思い入れの深いメーカーである。丸ちゃんもクルーズか・・・と感慨深かった。
 形はジャズベ型で(ピックアップもジャズベ型だったと思う)、色はサンバースト(ピックガードなし)。特徴は、ノブが四個ほど付いていたので恐らくアクティブ・サーキットを搭載していること(丸山のベースとしては『PUAZZLE』頃のSTRギターズ以来か)、ボディにfホールが空いていること(ダミーかも知れないが)。そしてそれらよりももっと重要なことは、このベースはおそらくフレットレスである、ということである! スクリーンではハッキリ見えなかったので確約はできないが、少し聞こえたグリッサンドの音なんかからしても、多分あれはフレットレスだったと思う。早速インターネットで絞り込んでみると、おそらくUncle Fatというモデルで間違いなさそうである。ボディがセミホロウとあるから、fホールはダミーでなく本物なのだろう。
 フレットレス! 地味〜に非常にチャレンジングなことをしていた丸山隆平。私はちゃんと見ておったよ。ウッドベースを披露する日も近いか。


(その二)「イエローパンジーストリート」を演奏!
 勿論バンドである。件の投票結果が部門毎に発表されていったのだが、シングルA面曲部門の発表の際にメンバーが着ている衣装でもう「イエローパンジーストリートだ!!」と気付いてしまったファンは少なくないはず。オマケに安田は青のグレッチだしな。但し丸山はリッケン4001Sではなく(やっぱり借り物だよなアレは)、サンバーストのジャズベ。あと錦戸もPVで弾いていたレスポールJrではなく、赤のストラトだった。
 なおシングル曲部門の1位は「大阪ロマネスク」だったのだが、それは最後に置いといてここではきっちり「イエロー〜」をやってくれた采配にはもういくら感謝してもしきれない。興奮したよ〜。歌唱は粗かったが、満足。


 ところで、私は関ジャニ∞のライブに参戦するのはこれで三度目(「すごはち」を入れると四度目)なのだが、これまで当然のようにスタンド席だったのに、今回はなんとアリーナ席。こんなの普通に応募して取れるものなんだーと感心した。D7というブロックで、全体の真ん中辺り、ステージからはせいぜい五十メートルか。凄く気持ち良かった。音響的には、まあ、ドラム以外の細かいところを聞き分けるのは困難なところが多かったが(あの会場だとどこにいてもそうなんじゃないか)、音楽は充分楽しめたと思う(一番肝心なのはドラムだしな)。何より、「イッツ マイ ソウル」「あおっぱな」といったアッパーな楽曲を生演奏で!大音量で!そして野外で!堪能できたのが思いの外に気持ち良かった。「気持ちいい〜」って感じ。フジロック等の所謂「フェス」の雰囲気がああいうのなのかな、と思った。行って良かったです。
 野外と言えば、降雨がほぼ確実ということで、雨合羽やらタオルやら持参したのだが、結局降らず、結果的に曇天でさほど暑くないという理想的な環境になってくれたのも有難かった。
 上記のように元々ステージと比較的近かったのだが、あのコンテナみたいなので近づいてきてくれたお陰で、安田章大を六、七メートルほどの近距離で拝めたのも非常に嬉しかった。格好良かったよ〜安田! スクリーンでもキラキラ輝いていた。あと村上が男前だったなあ、知っていたこととは言え。そして横山の美形っぷりも。日本人であんなに金髪が似合う人は珍しいよな。