こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

左弾きベース道中 (6)

 左弾きの練習を始めて2ヶ月が経過。週に1度1時間練習するよりは毎日10分間練習する方が良い、と楽器の習得に関しては(何事もか?)よく言われるが、大体毎日手に取っているのでその意味ではなかなか優秀である。1時間練習したことは1度もない気がするが。
 ぎこちなさは大分取れてきたような気がするが、やっぱり右手(ネック側)が全然動かない。より詳しく言えば、各々の指の独立性がまだ非常に低い。あと、先日デジカメで動画を撮影してみて(今デジカメって動画も撮れるんですね。凄い)、指弾きの時の左手(ボディー側)の指が、なんかネック方向に傾いていることに気付いた。右弾きしている時にはブリッジ側に傾いていると思うんだけど。これって練習している内に治るのだろうか。それとも意識的に矯正しないとこの向きでクセがついてしまうのだろうか。まあ出て来る音はそれほど悪くなっていないような気もするが(気がするが多いね)。
 なお練習曲は結局「Day Tripper」と「I Saw Her Standing There」のまま。あとは右手の運動に横山裕「cHocoレート」のイントロを反復練習したりしている(中指と小指を多用するので意外と難しい)。
 考えても仕方ないと思いながらもつい考えてしまうのが、「俺はギターを(本当の意味で)始めて2ヶ月の頃もこれくらいの上達具合だったのだろうか?」ということである。その頃(13年ほど前の話ですが)は録音なんて思いも寄らなかったので音源なんか残っていない。だから検討しようがないのであろうが、もし当時の「始めて2ヶ月」よりも現在の「始めて2ヶ月」の方がヘタだったらイヤだなあ、と思う。でも始めて2ヶ月でこんなにヘタだったらいい加減投げ出すんじゃないかな。
 現時点の様子を録画して、1ヶ月毎に同じフレーズを弾いたモノを繋げていって上達の度合いが分かるようにしていくと面白いかななどと考えているが、上手くなってなかったらシャレにならんがなと思うと少々恐ろしい。
 ところで以前にも書いたように、左弾き用に買った楽器であるヘフナーのイグニション・ベース君、ローフレットがビビるのだ。殊に1フレットなんか恐ろしくてなるべく近付かないようにしているくらいである。それなら調整してやれば良いのだが悲しい哉、僕は工作というのがからっきしダメなのだ。それで修理に出そうかと思うものの、修理してもらうとやはり受け取りの際に自分で弾いてみて確認する必要があろう。それが恐ろしい。別にテロテロ弾きまくる(ベースでテロテロとは言わんか)必要はないのだが、やはり音階練習くらいは普通に弾けないと恥ずかしかろう。
 全くもう、上手くならないと楽器を修理にも出せないのかと思うと嘆かわしいが、まあこれはその内なんとかなるだろう。どうにかなるさ