こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

椎名慶治と和田唱

 『いつも何か考えてます。』に拠りますと、和田唱がメッセージ付きで新譜を送ってきたそうな。
 非常に意外な繋がりだと思う。実際、椎名曰く「友人というより知人」で「(こっちは)いちファン」とのことだが、椎名慶治トライセラトップスを好きなのは判るけれども、和田唱はサーフィス(の音楽)が好きじゃないんじゃないかと思えるのだ。と言うのも、トライセラトップスは明確な「ロック」志向で、「歌謡曲」「Jポップ」の風味が自分たちの音楽に紛れ込むのを嫌うタイプのバンドであるように思えるが、サーフィスは全然そうではないからである。実際のところ、和田がサーフィス(の楽曲)をどう思っているかというのは、結構気になる。『WARM』は好きかも知れないな。
 それはそれとして、思えば十年位前には同じ雑誌に両者が載ったりしたもんだった。サーフィスにぞっこんだったのでCDを手に取ることまではしなかったが、「GOING TO THE MOON」は当時から気に入っていた。三人がカプセルに入ったジャケットは印象に残ったし、また「ヌイテル?」での椎名の声は和田唱に似ているなあと思ったものである(今でも思うが)。唱ってトナエなのかショーなのか暫く判らなかった。そう言えば慶治もケイジなのかヨシハルなのか暫く判らなかったが。
 まあそんな二人に知人程度でも付き合いがあったというのは驚きである。一緒に音楽をやることはないと思うが、仲良くやって欲しい。

 いま思い出したが、椎名がここのところマイケル・ジャクソンの話を何度かしていたけれども、和田唱と言えば筋金入りのマイケルファン。でも椎名は和田と張り合えるほどのファンではないような気がするけど。だってマイケル・ジャクソンの話なんてそれまで聞いたこと無かったもの(あるいは会報なんかでは以前からしていたのか?)。