こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

こういうのを『関ジャム』でも観せてほしいぜ。

 前回の記事を書いた後で、愛読しているブログで「先日の『ミュージックステーション』で「強く 強く 強く」と「ズッコケ男道」を両方ともバンドで演った」との情報を得て、血眼になって(誇張)探した結果、無事観ることが出来た。いつまで残っているか判らないが、幾つか見つけた中で一番画質の良いもののURLを掲げておく(http://vlog.xuite.net/play/ZHBwR2xmLTIzMjI2NTEwLmZsdg==)。
 いやあ、これはいいですね。若干のシーケンサーは入っているが、基本的には7人の音が鳴っている。結構危ういところもあるのだが、あまり細かいことは気にせずに、楽しく観ることが出来る。
 「強く 強く 強く」は、元から割と気に入ってはいたのだが、この映像を観て一層好きになった。歌詞を見ながら聴いたという効果もあるし、またバンド・スタイルでの演奏を実際に観た効果も大きい。いいですよ、これは。
 横山のボンゴのポコポコ音はちょっと勘弁してくれよという感じだが、大サビ前のティンパニは最高でした。これを観ていて思ったのだけど、「ああ、こういうの楽しいだろうなー」と。どういうことかというと、私は最近3ピースのバンドをやっているのだけど、そうすると伴奏はギター・ベース・ドラムが各一つで、キーボードはおろか、ティンパニなんてまず実現不可能である(思いつきもしない)。そういう色々なパートを織り交ぜて演奏するのって、本人達が何より楽しく、盛り上がるんだろうなあと、今更になって思ったのであります。
 さて、それからお楽しみの「ズッコケ男道」。なんだったかのシングル(補記:『涙の答え』でした)のカップリングに入っていたリミックス・メドレー(あれは良かったなあ。最近全然聴いてないけど)でのアレンジである。今まで彼等はパンク(或いはパンクもどき)は幾つもトライしてきたが、メタルは初めてじゃなかろうか。非常に楽しげで、観ている方も盛り上がった(観客も盛り上がっていたが、その盛り上がり方が奇妙に画一的なので「これサクラか? ひょっとして」と不審)。よく聞こえないけど、ドラムもツーバスをドコドコと踏んでいたのであろうか。
 渋谷のハープはどうしてもフォーク調になってこの編曲には不似合いだったように思うが、面白いから許せる。あと、この曲どういうわけだかギターの音が抑え目で、その分かつてないほどに村上のキーボードが聞こえる。これがなんつーかまあ、結構ヘロヘロなんだけど、でもとにかくキーボードがしっかり鳴っているという事実そのものに感動してしまった。今後もこうあって欲しいものと思う。