こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

与太話

 このブログで何度も書いているように、私の現在の自室にはテレビがない。よって関ジャニ∞のテレビ番組での演奏というのもまず目にしない。時折、人から勧められたり自分で偶々見つけたりしてインターネット上にアップロードされているものを視聴する程度である。
 さて先日「少年倶楽部プレミアム」に関ジャニ∞が出演して、当然新作から披露されるわけだが、そこで選択されたのが「象」だったそうである。そしてこれが異様に格好良いのだ。いつまであるか知らないが一応掲げておく(YouTubeにはもう一つ、もっと音が綺麗なものがあったのだが、早速削除されてしまった)。
 
 曲が非常にエモーショナルで、格好良いのは既に知っていたことだが、このビジュアルが非常にクールなのだ。7人ともモノトーンを基調にした衣装で、スタンドマイクなので基本的に動き回らない。そして中央には安田がいる。この「安田を中央に置いた7人」という佇まいが、僕には非常に新鮮で且つ魅力的に映るのである。
 そしてここでの安田がもう、めちゃ格好良い! イントロの色気たっぷりの「Ah...」でもう「やられた!」という感じ。ここだけ何度もリピートしたくなる。見た目も凄くいい。前にも書いた気がするけど、私は安田の髪型はこのパーマかけた奴が一番好きなのだ。
 基本的にミーハーなので、憧れてしまうと同じものが欲しくなる。さてここでの安田の装いというのは、(1)金髪パーマ、(2)黒地に白水玉のシャツ(通称バディ・ガイ・シャツ)、(3)黒ジャケット、(4)濃紺のジーパン、である。
  
※クリックで拡大
 普段からジーパンばっかり履いているので(4)は持っているし、バディ・ガイ・シャツは以前丸山隆平が着ていたのに憧れて買ったものがある。
 残るは(1)と(2)だが、(2)はまあ買うのに躊躇ないにしても、(1)だな問題は・・・。パーマと金髪(茶髪?)・・・どちらも未知の領域であるが、どちらもおんなじくらいハードルが高い。基本的に外聞を気にせずマイペースに生きているつもりではあるが、さりとてある日いきなり茶髪パーマで出勤したら同僚はどう思うか・・・というのはどうしても気になる。そして(言うまでもないことだが)髪型と髪色を変えても顔の中身は変わりはしないのである。
 とりあえず黒のジャケットを買いに行こうかな・・・。


 以上は与太話である。最後に少々真面目な話をすると、上記の映像を観て私が引っ掛かったのは、「どうしてああいうアルバムを作っておきながら、テレビでわざわざ「象」を披露するのか?」ということ、逆に言えば、「この曲を(テレビで披露するほどに)重要な曲だと思っているのならば、どうしてアルバムはああなったのか?」ということである。だってハッキリ言って、この映像をテレビで観て「関ジャニ∞めっちゃ格好ええやん!」と思ってアルバム買った人がいるとしたら(いるでしょう恐らく)、がっかりした筈である。だって「象」はどちらかと言えば『JUKE BOX』の系譜にある曲だからね。別に『関ジャニズム』が駄作だと言いたいのではない。そうではなくって、アルバム全体の基調からは「象」は外れているでしょうということ。
 『関ジャニズム』のアピールをしたいのならば、歌うべきは「Masterpiece」とか「FUN FUN(後略)」とかでしょう。いや、個人的にはこれらの曲よりも「象」をやってくれた方がよっぽど嬉しいので、いいのですけれどもね。でもなーんか戦略にブレがあるんじゃないかと、他人事ながら憂慮してしまいまする。