こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

今週の音楽(8月25−31日)

ボブ・ディラン『ジョン・ウェズリー・ハーディング』
 「ディランで何を聴くか迷ったら、自分の今の年齢の時に彼が創ったアルバムを聴け」と言ったのは確かみうらじゅんだったと思うが、僕は今年27歳になるんですが、この年(彼は1941年5月生れだそうなので1968年)のディランって、バイク事故のせいで(いや、子供がぽこぽこ産まれていたせいか?)アルバムを出していないのだ。確かグレーテスト・ヒッツが出たのかな(補註。これは前年の1967年でした)。
 なのでディランが26歳だった時のアルバム、ということでこの『ジョン・ウェズリー・ハーディング』。前作が7分やら11分やらの曲が入っていた『ブロンド・オン・ブロンド』なので、今作は各曲が随分短くなった印象。まだ一回しか聴いていないので感想はまたいずれ。


ジョージ・ハリソン『慈愛の輝き』
 原題は"George Harrison"。これは以前からYouTubeで作業用BGMとして何度も聴いているアルバムだが、ちゃんと聴くかと思って図書館で借りてきたもの。いい曲が揃っているんだけど、似たような曲が集まってしまっている印象もなくはない。B面とか。最初の「Love Comes to Everyone」と最後の「If You Believe」のキラキラさが気持ち良い。裏ジャケの歩き姿が格好良い(フランク・ザッパみたいだが)。

慈愛の輝き

慈愛の輝き


ライ・クーダー『ボーダーライン』
 上のジョージのアルバムを図書館で借りる時に「さっき返却されたばかりのCD」コーナーに置いてあったのを見つけて何となく一緒に借りてみたCD。存在自体初めて知った。1980年発表とのこと。
 『流れ者の物語』のような音楽のつもりで聴き始めたらいきなり「634-5789」(ウィルソン・ピケットのカバーらしい)がキラッキラのポップスなので違和感バリバリ。でも何度か聴く内に愛聴盤になりそうな予感も。カバー曲ばかりだそうだが、「Crazy 'bout an Automobile」など、歌詞のテーマが面白いものが多い。最後の「Never Make Your Move Too Soon」が面白い。「お前は俺をさっさと振っちまった。その後俺がカジノで儲けた事を知ってのこのこ戻ってきたが最早ここはお前の居場所じゃないよ。お前は立ち去るのが早すぎたのさ(You made your move too soon)」というような話。最後に唐突に熱波で大量死したニワトリの話が出て来る(ライのギターもニワトリの鳴き声に・・・)のもぶっ飛んでいて面白い。


ディープ・パープル『メイド・イン・ジャパン』
 たまたま図書館でパープルのムックを見つけて、聴きたくなったので久し振りに聞き返したもの。やっぱり最高だ。リマスター盤、当然気になるけど、現状(97年だかのリマスター)で充分音良いしなあ・・・。

Made in Japan

Made in Japan