こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

キング・オブ・男

 関ジャニ∞の新しいシングル『キング・オブ・男!』を買った。
 特典の抽選があるとのことで、渋谷のタワレコで購入。都合が付かず数日遅れで買ったのだが、有り難いことに特典はまだあった。2枚引いて、いずれもC賞のステッカー。1枚のシートに沢山ステッカーが付いているのでお得な気分だ。マッチョなのは苦手なので「男」とか書いてあるのは要らないけど(メンバー名のやつも別に要らないかな・・・)、「関ジャニ∞」と書いてあるのなどはギターに貼りたいな。
 後で知ったが、A賞はポスター、B賞はクチビル・ロゴのピンバッジだったそうだ。ポスターは要らないけどピンバッジはちょっと欲しかった。
 なお購入した2枚は、通常盤と初回盤B。初回盤Aで観られる三池崇史のPVも気にならないではなかったが、コンサート映像の方が観たかったし、同じCDを3枚買うのはいくらなんでもアホらしい。ついでながら、前2作も2枚ずつ買ったので、例の「関ジャニ∞の会2014」は2回応募します(現在、応募サイトに繋がりませんが)。


1. キング・オブ・男!
 率直に言って私は湘南乃風がかなり苦手なので(「生理的に無理」と言っても良い)、この曲の作詞者が湘南乃風のメンバーと知ってイヤ〜な予感がしていたのだが、その一方で、曲名からして多少バカっぽい曲なのだろうし(先行公開されたジャケットを見てこの点は確信)、作曲がTAKESHI・編曲が久米康嵩という点は期待が持てた。そんな不安と期待が半々(7:3くらいかな)の状態で手にした本作であるが、いやあ、コレは良いですよ。前作のモヤモヤを払拭してくれた。
 本作のCDをケースから外すと、その下には通常盤は「夢」(中央部が「∞」になっている)、初回盤Bには「仲間(ルビで「ダチ」)」と筆で大書きしてある。こういうヤンキー・テイストが非常に非常に非常に苦手な私でも大いに楽しめる、よく出来た曲である。 
 まあAメロ・Bメロはボチボチだし、全体のテイストとしても、こういう80年代風歌謡ロックは私の好みとするところではないのだが、この曲はサビ(もっと言えばサビのシメ)が素晴らしい。これは流石にテンション上がりますわ。大サビのラストでシメを2回繰り返すところは、最高だ! 
 コンサートで是非観てみたい曲だが、そう言えば初披露した映像(初回盤BのDVD)も、とても良かった。特に大サビ前半での渋谷と錦戸の絡みは、私のような者が観てもグッと来る。『JUKE BOX』ツアーDVDの詳細はそろそろ出るかな?
 映画の主題歌ということで、劇場に行けばこの曲が大音量で聴ける!と思うと行ってみたいけれども、それだけのためにヤンキー映画に2時間付き合うのもどうも・・・そういう映画が元から好きなら、喜んで行くんだろうけれども(ああ、でもクドカンかあ、ちょっと悩むな・・・)。


2. 夢列車
 意表を突くイントロ。ちょっと不気味な感じにチェロを使っているのが面白い。フルートもなんか和風っぽいしな。編曲はこの曲も久米氏が担当。
 この曲を含め、本作は3曲とも生楽器でサウンドを固めている。伴奏がこんなに気持ち良いアイドル・グループって珍しいんじゃなかろうか。それともジャニーズは他のグループもこういう方針なのかな?
 曲は良い(特にBメロ)。編曲も良い。でも歌詞がなあ。なんか、彼らは既にこういう歌詞の曲を10数曲は歌っているんじゃないか? 『ズッコケ』の頃のシングルB面にあってもおかしくない雰囲気である。


3. アネモネ
 ラップ調のフレーズがだらだらと続いているところは好みでないが、サビのメロディーは良いと思う。サビ頭の「My Darling」というフレーズがちょっと唐突で、でも良い感じだ。
 しかし、前曲でもちょっと思ったのだけれど、言葉の拍数と音符の数が合っていなかったり、アクセントにメロディーが対応していなかったりするせいで聞きにくいところが幾つもあるな。もう少し歌詞をメロディーに丁寧に当てはめたらいいのに。忌野清志郎の曲を最近よく聴いていたせいで、余計にそう感じるのかも知れないけれど。