こんなんだったっけ日記

さよなら はてなダイアリー

渋谷すばる『二歳』

 渋谷すばるの、グループ脱退後の初アルバム『二歳』を聴きました。通常盤が税込み3300円、ダウンロード音源が2100円だったので、後者で良いかなとも思ったのだが、ミュージシャンのクレジットが気になるかも知れないなと思ったので一応CDで入手。

 聴いてみての感想は、一言で言えば「予想したより、かなり良い!」。音楽的には意外性というほどのものはなかったが、1曲1曲が聴き応えのあるものになっている、嬉しい出来映えだ。ロックがあり、叙情があり、ユーモアがある。つまり、渋谷すばるがガツンと現れた快作と言えそうである。

 全曲自作ということで、バラエティーに乏しい感じになるのではという危惧もあったのだが、そして実際それほどバラエティーに富んでいる感じはしないのだが、各曲のクオリティーがしっかりしているので、むしろアルバムに統一感を与えていると思う。

 もう少しじっくり聴いて、各曲の感想も書きたいと思う。

 

 聴きながらフと気になったのは、「錦戸はこれを聴いてどう思っているだろう?」ということだった。ライバル心を燃え上がらせているか、それとも敢えて聴かないでいるのか。全くの想像だけれども、「ビートルズ解散後のジョンとポールを思うファンの気持ち」って、こんな感じだったんじゃないのかなあ、などと思う。

 

 

 

錦戸亮のこと

 去年4月、渋谷すばる関ジャニ∞を脱退するというニュースを聞いた時には「ええっ!?」という驚きの感情が大きかったのだけれど、今月初めの錦戸亮脱退の一報には驚きよりもむしろ「マジで来たか・・・」という、より重苦しい気持ちが大きかった。これは、まあ事前にかなり噂が出ていたという点が大きいにせよ、それだけでなく、「関ジャニ∞どうなっちゃうんだ・・・」という気持ちがかなり働いていたものと思う。


 正直に言うと、錦戸が脱退すると聞いて、暫くは「無責任じゃないか」というふうに思っていた。明らかに歌唱の中核にあった渋谷が抜けて「関ジャニ∞大丈夫か?」と思われている中で、それを払拭していかなくてはならない、その新たな中核が錦戸であることもまた明らかだった。それを、たった1年で自分も抜けるというのは・・・という気持ちである。
 しかし冷静に考えてみれば、渋谷の脱退が許されて錦戸の脱退が許されない理由はない。グループを辞めたい理由が何なのか、無論 私には知る由もないが、三十代半ばの大人にとって、アイドル歌手グループを抜けて新たなキャリアを築いていきたいと考えるのは極めて自然なことと言って良いと思うし、尊重されるべきと思う。


 それはそうとしても、やはり残念であるには違いない。私が関ジャニ∞について考えるのは専ら音楽活動のことだが、錦戸亮関ジャニ∞のシンガーでありプレイヤーであるだけでなく、ソングライターでもあった。率直に言えば作曲能力という点では安田章大に軍配が上がると考えていたのだが、直近のアルバム『ジャム』(2017年・・・まだ2年前か)に収められた彼の自作曲「Traffic」は実に格好良く刺激的で、歌詞もウィットに富んでいて、今後への期待を持たせるものだった。この要素がグループから消えてしまうのは実に惜しい。

 錦戸亮は今後、音楽を続けていくのだろうか。渋谷の場合は、グループを抜けた後も音楽活動を続けるに違いないと思っていたが、錦戸の場合はその点がよく掴めない。渋谷に劣らず音楽を愛していることは確かだが、表だった音楽活動をソロで行っていくかというと、よく分からない。音楽は個人的に楽しむ、という方向にシフトしてもおかしくない気がする。
 そう言えば、渋谷のソロアルバムが出る。最初の先行曲「ワレワレハニンゲンダ」のショートバージョンを聴いた時には、影響元(ヒロトマーシー)があからさま過ぎてちょっとどうかなーと思ったのだが、そのあと同曲のもう少し長いバージョンや、次の先行曲「アナグラ生活」(これもクロマニヨンズっぽい題名ではある)を聴くに至って、「お、結構いいかも」と思うようになった。さっき、新たな先行曲「ぼくのうた」もYouTubeで聴いたが、これもガツンと来た(これに低評価を付ける視聴者の気持ちが、ちょっと私には分からない)。
 彼がソロ活動でオーガニックなサウンドに向かうことは予想ができていたが、予想以上のガッツリなロック・サウンドで、気持ち良いアルバムになるんじゃないかと思う。偶然だとは思うが、アルバムの発売日はジョン・レノンの誕生日だ。

 

 さて話を戻すと、何と言っても気がかりなのは関ジャニ∞の今後だ。音楽活動はしばらく休止、となっても何ら不思議でない状況のはずなのだが、なんと11月から47都道府県をめぐるツアー(皮切りは大阪松竹座!)を行うのだという。むしろ動いていないと不安にさいなまれるのか・・・というのは考えすぎかも知れないが。そもそも、TOKIOが現在も音楽活動を再開できていないことを思うと、こうやって活動を途絶えさせないでいられること自体が、メンバーにとってもファンにとっても極めて幸福なことと思わされる。
 音楽的には、安田・大倉・丸山が主体になるのは間違いない。問題は村上・横山の立ち位置だろう。近年のステージを見ていないので、今どういう感じになっているのか知らないままに書くのはナンだが、この2人の音楽上の貢献度を上げないと今後はキツいと思う。歌唱についてもそうだが、楽器についても、村上の鍵盤はもっとガンガン鳴らしていくべきだし、横山もパーカッションorトランペットではバンドサウンドの支えとしては心許ない(村上次第というところはあるが)。欲を言えば、ギターを身に付けてもらいたいものだ。または、逆転の発想でヨコをメインボーカルに、という形もあり得るか(413manスタイルで)・・・いや有り得ないか・・・。

 常々、関ジャニ∞の中で最高の音楽的センスを誇るのは安田だと思ってきたので、このピンチを「安田爆発」という形で乗り切ってくれると個人的には嬉しい(ビジュアル的には暫く前から既に爆発しているっぽいが・・・)。
 いずれにせよ、5人というのはバンドの人数としては決して少なくはないので、仕切り直しの気持ちで新しいことにどんどん挑んでいって欲しいものだ。

 

 あと、卑近な話になるけれど、気になるのはシングルとアルバムのことだ。7人時代の最後のシングル「奇跡の人」「応答セヨ」は、その後の渋谷脱退によってオリジナルアルバムには収録し難くなったのだが、これは新たなベスト盤に入れると言うことで収まりが付いた。では、6人時代に出した「ここに」「crystal」という2つのシングル曲はどうなるか。まさかまたベストを出すというわけには行かないから、これらはオリジナルアルバム未収録ということになりそうだ。ということは、アルバムを出すまでにある程度のシングル曲が前以て必要と考えると、次のアルバムが出るのはいつになるやら・・・来年中に出すのは難しい気がする。待ち遠しい話だ。

 

 なお、この文章は『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』(2015年)を聴きながら書いている。7人時代の最後の傑作だと思っている。錦戸は9月末を以てグループを抜け事務所を退所するのだという。6人時代にはアルバムを出すことのなかった、未来の5人時代の関ジャニ∞が一体どんなアルバムを届けてくれるか、不安が無いといえば嘘になるが、楽しみにしている。

 そう言えば、このアルバムの実質的なラストソング(と私が考える)「ふりむくわけにはいかないぜ」を、今の錦戸に是非とも聴いてもらいたいものだ。1番サビの最後「絶対振り向くわけには行かないぜ!」は彼が歌っている。ファンのわがままではあるが、「辞めるからには凄いもん作ってくれよ!」と、どうしても思ってしまうのだ。

ハングル検定4級 体験記

 ハングル検定の4級を受験したので、同好の士のために体験記を残しておこうと思う。

 

前提・背景などのこと

 韓国人の知人にハングルの読み方・発音をひと通り習った以外はほぼ完全に独学。

 ゆくゆくは韓国語の論文を読んだり、歌詞を理解したりできるようになりたいが、差し当たり手近な目標があった方が勉強しやすかろうと思って検定を受けることにした。5級の問題を見ると割と簡単に受かる気がしたので、4級から受け始めることにした。

 

勉強方法のこと

 最初に買った教本は次のもの。

・鄭惠賢・韓国語センターBRAVO!著『文法からマスター! はじめての韓国語』(ナツメ社、2010年)

CD付き 文法からマスター! はじめての韓国語
CD付き 文法からマスター! はじめての韓国語
  • 作者: 鄭惠賢,韓国語センターBRAVO!
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2010/08/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

  入門書として、これは割と良い本だと思う。「はじめての」と銘打つだけあって予備知識が無くても勉強していける。この本でごく初歩の語彙・文型・表現を知ることができたし、数詞の基本についても学べた。値段も割かし手頃である。

 ただ、これだけでは語彙も文法も全く足りないのは明らかなので、この本で入門レベルに達したら別の教本でステップアップを図ることになる。

 上の本でとりあえずの基礎文法は知ったので、次は単語帳で語彙を増やそうと考えた。渋谷のジュンク堂で色々見比べて、良さそうだと思ったのがこれ。
・ミリネ韓国語教室 著『hanaの韓国語単語〈入門・初級編〉ハン検4・5級レベル』(HANA、2016年)

hanaの韓国語単語〈入門・初級編〉ハン検4・5級レベル CD-ROM付き
hanaの韓国語単語〈入門・初級編〉ハン検4・5級レベル CD-ROM付き
 

  外国語の単語帳と言えば「キクタン」シリーズが何と言っても有名で、私も英語を勉強する時には使っていたが、韓国語では(確か中国語でもそうだったと思うが)例文の音声が別売りなのでやめた。韓国語のように語が連なっていく時に発音が変わるタイプの言語を勉強するのに、例文が聴けないのでは話にならない。

 その点、このhanaの単語帳ではちゃんと例文の音声も収録されている。個人的には日本語訳も吹き込んで欲しかったが、まあそれは良いとしよう。ちなみにCD-ROMが付いているが会社のサイトから音源をダウンロードすることもできる。これも便利である。

※(補記)サイトからダウンロードできる音源には、例文の日本語訳も含まれている(「単語→例文訳」の順番に流れる)。素晴らしい。ただ、個人的には「単語→単語訳→例文→例文訳」という順番の音声が欲しかった。

 あと、例文に対して文法の解説が付いているのも嬉しい。欄外に押し込められた解説なので必ずしも丁寧なものではないが、無いよりは遥かに良い。1週間ごとの末尾には、その週の例文に出てきた重要構文も掲げてある。つまり、語彙を学びながら、例文を通じての文法の勉強もサポートしてくれる。これも優れた点だと思う。
 ただ模試などを受けていると、この本に載っていない語が出て来ることがたまにある。よって、厳密に言えばこれさえあれば語彙は完璧というわけにはいかないが、しかし少なくとも合格するにはこれで充分そうである。試験に合格するのに満点を取る必要は無いのだ。

 なお1周では全く記憶が定着しないので、3周ほどはしたと思う。

 さて『hanaの韓国語単語』がある程度進んだところで、より試験対策的なものとして同じくhanaの本を買った。

林京愛 著『ハングル能力検定試験4級完全対策』(HANA、2018年)

ハングル能力検定試験4級完全対策
ハングル能力検定試験4級完全対策
 

  発音の重要事項(主に連音変化)に加えて、助詞や語尾などの文法項目、慣用句や挨拶などの表現を学べる。言わばhanaの上記の単語帳が直接は扱っていない範囲を抑える作りである。この2書を併せて使えば効果バツグンということだろう。それから、問題の種類ごとにまとまっているドリルと、2つの模擬試験が収録されている。

 実際に試験を受けてみて、本番と同じ様式の模擬試験を事前に解いておくことは非常に重要であることを実感した。絶対必要と言って良い。

 なお今回は本番直前に模試を2回分受けて(本当は直前ではなく数週間前に1度は受けておくべきだ)、いずれも90点代前半だった。大体、本番の問題というのは模試よりも幾分か難しくなるものだが、合格点は60点なので90点あれば充分安心できる。


 なお注意点として、『hanaの韓国語単語』にも『ハングル能力検定試験4級完全対策』にも数詞の説明がない。しかし試験には数詞に関する問題が出るし(そんなにガッツリは出ないが)、そもそも試験に関係なく外国語学習では数詞は非常に重要である(時間も掛かる)。これについては何か他の教材で補完しなくてはならない。ネットを使っても良いだろう。私の場合は最初の教本『文法からマスター! はじめての韓国語』が役に立った。

(参考)
 実は、『文法からマスター! はじめての韓国語』からhanaの単語帳に移行する前に下記の教材を購入していた。
菅野裕臣ほか著『朝鮮語を学ぼう 改訂版』(三修社、2015年)

CD2枚付 朝鮮語を学ぼう 改訂版
CD2枚付 朝鮮語を学ぼう 改訂版
 


 これを選んだ理由は、一言で言えば「しっかりしてそう」だったからである。まず、例文の発音が音声記号で記してあるのが良いと思った(カタカナで韓国語の発音を学ぶのは明らかに問題がある)。また一つ一つの項目について説明が充実していて、これぞ文法書という感じがして頼もしく、魅力的であった。
 しかし、実際に使ってみると意外に「入っていきにくい」。理詰めの説明なのが良いと思って買ったのだが、悲しいかな入門者である私にはそれが良い効果をもたらさなかった。きっとこれは、既にある程度の知識がある人が、自分の知識を整理・修正するのに向いている本だと思う。一方、初学者はもっと手軽な教材をガンガン使い込んでいく方がやりやすいし気持ちもノるだろうと思われる。私も、きっといつかこの本に帰ってくる日が来ると信じたい。


対策上だいじなこと

 だいじなのはリスニングである。どんな言語の学習だってリスニングは大事に決まっているが、韓国語では特に大事。何故なら、韓国語は「見えているようには聞こえない」からである。

 例えば、「문화」「전화」という文字列から「文化」「電話」という語を読み取ることは、同じ漢字文化圏にある日本人には難しくない。これは対応する漢語が日本語にもあるからでもあるが、ハングルのまとまりと漢字のまとまりが同じであるからでもある。だから視覚的には把握しやすい。

 ところが、実際の音声では、「문화」「전화」は「ムン/ファ」「チョン/ファ」とは聞こえない。むしろ「ムヌァ」「チョヌァ」と聞こえる。「電話」は「전/화」だと文字上で記憶している我々が「チョヌァ」から「電話」を導き出すことは難しい。単語レベルですらこうなのだから、これが文のレベルになるともっともっと困難になるのは言うまでもない。だから、沢山聴いて慣れなくてはならない。

 また、外国語を聴くということは思いのほか集中力を要するものでもある。我々初学者は「ふう、疲れたな」と思っている間にスルスルスルと音声が耳を通り抜けていき、頭には何も残っていなくて呆然とすることになる。この集中力を高めるためにも、音声に慣れることが必要である。

 音声教材としては、単語帳についている例文音声を使うのがまずは一番と思う。しかし、試験には対話文なども出て来る。こういう比較的長い聞き取りに慣れるには、模擬試験を幾つも解くことが有益だと思われる(但し私は今回の試験対策では2回分しか解けなかった。今後3級を狙うならこれでは全然足りないだろう)。

 

持ち物のこと

 受験票は試験日の2週間ほど前に届く。写真を貼る欄があるので当日までに用意・貼付しておくこと。

 受験票には会場の地図も付いているが、簡易なものでアテにならないので予め自分で地図などを用意しておくこと(まあ、スマホ全盛の現代にあっては無用の忠告かもしれないが)。

 当然ながら筆記用具も持って行く。鉛筆ないしシャープペンシルと、消しゴム。ボールペンなどは不可。私は以前、別のマークシート式の試験を受ける時に1.3mmという極太芯のシャーペンを買ったので(要するに太い分マークを早く塗りつぶせるというので)、それを持って行く。ただ、普段使いの0.5mmでもスピードはそんなに変わらないのではとも思うが。シャーペン派の人は替え芯も要る。

 会場には時計が無いこともあるので(今回私が行った会場には無かった)、普段スマホなどを時計代わりにしている人は腕時計を用意すべきだろう。なお受験票には「置き時計は不可」と書いてった。

 

当日のこと

 最も重要なのは試験開始時間までに会場に辿り着くことである下見までは不要にせよ――極度の方向音痴のヒトはこの限りでない――早め早めに見積もって出発するべきだろう。特に大学の場合、入り口(門)から実際の試験教室まで結構距離があるということも考えられる。

 なお、試験開始時間の20分前に試験官からの注意事項の説明や聞き取り試験の音量チェックなどが行われるので、当然この時間までには入室しておくべきである。更に言えば、席は自由らしいので、座るところを選びたいならばより早めに行った方が良い。聞き取り試験ではなるべく大きい音で聴きたいのが人情というものだが、当然ながら最後尾の人までちゃんと聞こえるように音量は調整されるので、大きい音がツラい人はむしろ前方には座らない方が良いだろう。

 試験は聞き取りと筆記の2段階だが、両者の間に休憩は無いよってトイレ等は試験開始前に済ませておく必要がある。

 ついでながら、私が受験した会場内を見回すと、受験者は女性がほとんどで(若い人が多い)、男性は僅か1割程度だった。やはり韓国語学習の動機にKポップが大きく影響しているのだな、と感じた(余計なことながら、派手目な格好をした女性が多かった)。これが15,6年前だとむしろ中年女性が多かったのだろうか。

 驚くべきことに、受験票を忘れたという人が2人いた。正直「そんなアホがホンマにおるんやなあ」と思ったが、その人たちは入場許可証を発行してもらって受験できるようだった。だから、もしあなたが(あるいは私が)万が一 受験票を忘れたとしても、絶望したり遅刻覚悟で取りに帰ったりするよりは、さっさと会場に行って担当者に事情を説明した方が良さそうである。結果に責任は持てないが。

 このこと以外にも、全体的にハン検はゆるいなあ、と感じた。例えば、受験票には「置き時計はダメ」と書いてあったのに置き時計を持ってきている人がいて、且つ許されている(音が出ないようにせよとは言われていたが)。あとびっくりしたのは、問題用紙が配られた際に「全部で16頁あるはずですが、落丁がないか各自確認して下さい」と言われたこと。そんなの、問題を見放題ではないか。

 

 試験開始前に、マークシートに氏名や受験番号、受験地コードなどを記入する。受験番号と受験地コードはケタ数が同じなので、ごっちゃにならないように注意すること。 

 解答はマークシートにマークするのだが、あとで自己採点できるように問題用紙にもメモしておくこと模範解答はその日の内にウェブサイト上で公開される。

 

結果のこと

 解いてみての感覚としては、分からない問題(聞き取りだと、全然聞き取れない問題。筆記だと、そもそも示されている語に見覚えが無い問題)が数個と、自信のない問題が数個あったので、まぐれ当たりを期待して95点前後かなと思ったが、帰宅して自己採点するとちょうど95点だった。模擬試験とだいたい同じ点数だったことになる。

 よって、模試で80点くらい取っていれば本番でも合格点は取れると思う。一方、模試で70点くらいだと、本番で問題の巡り合わせが悪ければアウトだろうから、もっと勉強した方が良いだろう。

 

 やってみてのこと

 検定を受けることにしたおかげで具体的な教材も決まり、一定数の語と表現を身につけることができたと思うので、やった甲斐は充分にあると思う。

 ただマークシート式なので、これだけを続けていても自分で文を作る能力やそれを発声する能力は全然育たないと思う。これはやはり、会話の相手になってくれたり、書いたものを添削してくれたりする人の助けが必要な分野だろうから、今後はどこかに習いに行きたい。

 

 今後のこと

 4級の模試を受けて90点越えになった時、「ひょっとして3級でも合格点ギリギリくらいは取れるんじゃないか?」と思って3級の問題を見てみたら、全く手も足も出なかった。これはまあ当たり前の話で、4級用の対策しかしてこなかったのだから3級は語彙にせよ音のルールにせよ全くの別世界である。必要語彙量は4級に較べて1000語以上も増えるらしい。

 しかし逆に言えば、3級に受かる実力があれば「韓国語が(ある程度は)できる」と言えそうな気がするので、そこまではやってみようかと思っている。